診療方針

飼い主さまと一緒に、最善の治療を探していきます

皮膚トラブルは、遺伝だけでなくフード・シャンプー・生活環境・床材・ストレスなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こります。

当院では、初診時にしっかりと時間をかけ、発症の経緯・これまでの治療内容・服薬状況などを丁寧にお伺いします。
一つの症状の背景に隠れた“本当の原因”を多角的に探っていきます。

治療は、フードやシャンプーの見直し、腸内環境を整えるサプリメント、外用ケアなどを組み合わせ、その子の体質と症状に合わせた最適なプランをご提案します。

皮膚治療でもっとも大切なのは、飼い主さまとの二人三脚の姿勢と信頼関係です。

治療方針やお薬の使い方をきちんとご理解・ご納得いただいたうえで実践していただくことが、改善への近道となります。

また、症状によっては時間をかけて取り組む必要があるものもあります。 結果がすぐに見えない期間こそ、前向きに取り組めるよう、私たちは経過の中で得られるポジティブな変化や有効な方法をお伝えしながら、飼い主さまと共に「続けられる治療」を考えてまいります。

皮膚の症状は、見た目の問題だけでなくワンちゃん猫ちゃんの「生活の質(QOL)」を大きく左右します。

当院では、皮膚の不調を“体の内側からのサイン”と捉え、体質・栄養・ホルモンバランス・腸内環境・皮膚バリア機能を総合的に見直します。

分子栄養学やホリスティック療法なども取り入れ、再発しにくく、より健やかな皮膚づくりを一緒に目指していきます。

より効果的な治療のために

point1

問診・診察

徹底したヒアリング

皮膚病にかかってしまった要因として様々なことが考えられますので、ワンちゃんが普段食べている物や飲んでいるお薬の種類、生活環境の様子、お散歩やシャンプーの頻度などはもちろんのこと、いつも過ごしている場所はフローリングなのかカーペットなのか、シャンプー剤の種類は何か、お散歩ではどういったコースを歩いているのかなど、より細かな部分までワンちゃんの情報をしっかりとお伺いしています。

そのため、初診時には長めにお時間をいただいていますのでご了承ください。一見同じ場所に発症した同じ病気に見えても、実は違う皮膚病だったという場合も多々あります、場合によってはお薬を用いることなく、食事内容やシャンプーを変えることで皮膚疾患を改善させることができる場合もありますので、些細なことでも遠慮なくお話しください。

point2

原因を深く探る「オーダーメイド診療」

皮膚の不調には、栄養・免疫・ホルモン・腸内環境・ストレスなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
そのため、まずは丁寧な検査とカウンセリングで原因を深く探り、オーソモレキュラー(分子栄養学)に基づいた個別の栄養最適化を土台として治療を組み立てます。

さらに当院では、皮膚そのものの“再生力”に着目したアプローチを取り入れています。
幹細胞培養上清液注射、組織細胞療法、Matrix療法、プラセンタ療法など、再生医療を応用した治療は、慢性化した皮膚炎や難治性の脱毛症など、従来の治療では改善が難しかった症状にも力を発揮します。

また、身体への負担をできるだけ少なくしたい子のために、CBDオイル療法やホモトキシコロジーといった自然治癒力を助ける治療もご用意しています。
必要に応じて薬を使いながらも、「薬に頼りすぎない身体づくり」を治療のゴールにしています。

point3

お薬について

ワンちゃん猫ちゃんの負担をできるだけ軽減する処方

お薬がなくなる前に、服用してからの様子を伺うために再診していただくようご案内しています。

調子が良くなってきたのに強いお薬をあげ続ける必要はありませんので、様子を見て、お薬を減量したり種類を変えるなど、ワンちゃん猫ちゃんのお身体にかかる負担を少しでも軽減できるよう心掛けています。

point4

慢性化を避けるために

季節により症状が変わることも。早めのご相談を

季節による湿度や気温の変化に伴って、皮膚病の発症度合いも変わってきます。ジメジメした梅雨シーズンなどは皮膚病が出やすく、そういった時期が過ぎると程度の差はあるものの症状が落ち着く場合があり、それを「治った」と勘違いされる飼い主さまは少なくありません。

しかし、病院に行かずに放っておいてしまうと、翌年の梅雨の時期に再び発症してしまい、それを繰り返すことでどんどん症状がひどくなり、慢性化してしまう恐れもあります。

一見治ったと思われても、きちんと動物病院で診察を受けていただき、必要な治療を施すことが大切です。早期に治療を行うことで結果的に費用や期間も軽く済みますので、飼い主さまご自身で判断してしまわず、早めにご相談ください。

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